ED治療薬一覧Handling ED remedy

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レビトラ

ED治療薬「レビトラ」とは?

ED(勃起不全)治療薬としてはバイアグラが一番有名ですが、実はバイアグラが世界に登場した1年後にすでに承認を得て販売が開始された同じような効果を持つレビトラという薬があります。

その特徴は、バイアグラの服用における難点とされた、「食事の影響」や「効果を発揮するまでの時間」について改善が行われ、食事の影響を受けづらい上に、すぐに効くという点です。

この効果により、使うシチュエーションによってはバイアグラよりも使い勝手がよく、使用者も多くいるED治療薬となっています。

レビトラはドイツのバイエル薬品が製造・販売をしている薬で2003年にヨーロッパとアメリカでの認可承認を受けて発売が開始されました。

バイアグラの前例もあり、日本での承認も異例のスピードで進みます。

まだ、世界市場でも販売開始されていない2001年には厚生労働省への承認申請が行われ3年後の2004年には認可取得、その年から発売が開始されました。

このスピード承認の裏には、アメリカでの臨床試験のデータが詳細だったことがあります。

5年間臨床試験が行われ、綿密に調査が行われたためです。

特徴的な名前の由来は、フランス語で冠詞「le」とラテン語で生命を意味する「vitra」が組み合わされたもので、ナイアガラの滝をイメージしたバイアグラと同じように、男性力を象徴するような意味合いとなっています。

現在は、5mg,10mg,20mgが日本で製造・処方されており、10もしくは20mgが一般的です。

レビトラの有効成分

3種類に分けられるレビトラのmgの表記は、この成分の含有量を示しているもので、多い方が有効成分をよりたくさん含んでいます。

バルデナフィルは、白色の結晶性を持つ粉末となっており、その特徴は、名前にもあるとおり、「水に溶けやすい」という点です。

この溶けやすさは、他のED治療薬であるバイアグラやシアリスにはないもので、これらと比べて血中に溶け出すペースも速くなっています。

また、成分が体に及ぼす作用の基本は同様で、勃起を促すcGMPと呼ばれる血管を拡張させる物資を破壊してしまうPDE-5の働きを抑制する作用を持っており、これにより勃起を促したり、持続させたりする効果が期待できます。

そのため、レビトラ自体に勃起を強制するような働きはなく、あくまで効果が現れた後に、性的刺激を得ると、それを助けるというのがメカニズムです。

この点は、バイアグラやシアリスも同様ですので、ED治療薬は、ただ服用すれば勃起するというわけではないと覚えておきましょう。

ED治療の最後の砦

バイアグラ【50mg】やシアリス【10mg】でその効果を感じられなかった場合、レビトラ【20mg】が有効な可能性があります。特に糖尿病の方がレビトラを服用すると効果があるようです。

糖尿病は、EDの天敵

糖尿病患者の方は、EDを合併しやすいという研究結果が出ています。

引用元:The Journal of Urology

この研究によると、糖尿病のHbA1cの数値値と勃起機能ドメインスコア(EDに関する質問調査)は、片方が増えれば片方が減っていく逆相関の関係にあるようです。つまり、血糖コントロールが悪くHbA1cの数値値が高い人ほど、勃起機能ドメインスコアが低くなる研究結果になっています。ですから、糖尿病のHbA1cの数値値が高いとED症状が重度になるリスクが高くなるようです。

糖尿病の方は初診の際に医師に相談して、糖尿病患者でも効果を実感出来るレビトラを処方してもらうよう検討してみて下さい。

レビトラの効果・効能

レビトラの効果は、勃起を助けるものと説明しましたが、他の治療薬と比べると効果が発揮されるまでの時間が非常に早い点が特徴として挙げられます。

これは、バルデナフィルが水に溶けやすく、血中にも早く溶け出すことが理由です。

他の薬と比べて持続時間は長いものの即効性にはやや劣るといわれるシアリスが、効果を発揮するまでに1~3時間程度と考えられているのに対して、レビトラは10~30分程度で効果を実感できる方が多くいます。

したがって、行為の直前であってもある程度、効果が見込まれ場所を選びません。

さらに、レビトラには食事の影響を受けにくい特徴もあります。

これは、食前でなければ十分に効果を発揮できない可能性のあるバイアグラに比べて、ある程度までの食事であれば問題ないというものです。

レビトラを販売しているバイエル薬品によれば「標準的な食事の影響は受けない」としており、具体的には、700kcal以下かつ脂肪が30%以内ということになります。

ファーストフードを代表として、あまりに脂質の多い食事の場合には効果に影響が出てしまうかもしれませんので、効果を過信せず食後に服用を考えているのであれば脂質を控えめにした食事を心がけましょう。

また、効果時間についてもバイアグラよりも長い5~10時間となっているため、焦って服用せずとも十分なゆとりが持てます。

そのため、「食事の影響を受けづらいから」とあえて行為の直前で摂取せずとも、食事の時間を問わず飲める場面で予め服用しておくというのも選択肢です。

シチュエーションに応じて柔軟に使用できるのが魅力の一つでしょう。

レビトラの処方について

レビトラをはじめとしたED治療薬は医師による処方が必要とされる医薬品です。

そのため、薬を取り扱っている医院へ行って診察を受けなければなりません。

他の入手方法としては、インターネットの個人輸入サイトを利用する手段があります。

確かに、個人利用目的での購入は違法ではありませんが、体に大きな作用をもたらすED治療薬を個人で使用するのには注意が必要です。

実際に、過去にバイアグラが大きな話題となった際には、国内での認可が下りていなかったために多くの人が個人輸入を行っていました。

ところが、強い副作用を訴える人や、併用禁忌である硝酸剤との併用で重篤な事故に発展したケースもあります。

EDは、他人に話しづらい症状ですが、治療には医師による診察が大切であることを覚えておきましょう。

また、ED治療薬には副作用や服用上の注意点があります。

人によっては、症状が強く出てしまうケースもあるため、医師による適切なアドバイスをもらうべきです。

価格について

レビトラは、現在5,10,20mgの三種類が発売されています。

そのうち、よく処方される10mgと20mgについては、それぞれ1錠あたり1,500円、2,000円前後での発売が多く、バイアグラの相場と比べると若干割高になる傾向にあります。

ただし、その差は数百円程度と大きくないため価格よりも効果の実感が得られる方を選ぶのが無難です。

また、バイアグラと比べると期待できる効果持続時間が長かったり、飲んでから効果が現れるまでの時間が早かったりするような点が特徴として挙げられます。

飲む際のシチュエーションに変化があるような方であれば、レビトラのほうが使い勝手が良いと感じるかもしれません。

さらに、価格を安くする方法としては、個人輸入のサイトに頼るということも選択肢だと考える方もいるかもしれませんが、こういったサイトを利用しての購入は、偽物の薬を販売されているケースも少なくなく、おすすめできません。

特にレビトラについては、バイアグラ同様、かなりの数の偽物が通販サイトを通じて販売されており、バイエル薬品でも注意喚起を行っています。

確かな効果を得るためには、医師による適切な処方が必要なことも踏まえ、必ず医院で購入するようにしましょう。

レビトラ服用の注意点

レビトラは、行為の前に水で服用するのが基本です。

飲むタイミングについては、行為の1時間程前が推奨されます。

「即効性の高い薬なのにどうして?」と思われるかもしれませんが、この効果が発揮されるとする時間には個人差があるためです。

ある程度使用に慣れてきたら、効果を感じる時間を覚えてそこから逆算をするのも良いでしょう。

レビトラとお酒の関係性について

レビトラは他のED治療薬よりも食事やアルコールなどの影響が少ないと言われています。しかし、お酒が弱い方がレビトラとアルコールを併用すると、一気に酔いが回ることがあるようです。また、お酒の強い方もアルコールを摂取しすぎるとレビトラの効果を感じにくくなります。しかし、緊張からくる心因性のEDの場合、あえて少量のお酒を飲むことで気分をリラックスさせレビトラを効果的に使えるケースもあるようなので、覚えておきましょう。

ただし、食事の有無については注意が必要です。

レビトラは、食事の影響を受けづらいですが、効果を発揮する時間までには、変化があることがわかっています。

空腹時に服用して15分で効果が得られた方でも、その時の胃の状況や食後の場合には、1時間程度かかってしまうケースもあります。

したがって、レビトラを服用するのであっても、空腹時に服用する方がタイミングを掴みやすい点はバイアグラと変わりません。

また容量の変化によって得られる効果が変わるのではないかと考える方もいるかもしれません。

確かに、5mgで効果の得られなかった方が、10mgで効果を得られるケースはあります。

しかし、効果が得られているのであれば、その強弱が左右されることはありませんので、容量を増やす必要はないでしょう。

効果の持続時間については容量で変化しますので、より長い時間、効果を求めるのであれば、同じレビトラでもより大きな容量を試してみるのも選択肢となります。

一方で、容量を増やすと副作用が現れやすくなってしまうリスクがありますので、医師との話し合いを通じて処方内容を考えるようにしましょう。

レビトラの副作用

レビトラにも他のED治療薬と同様に、顔の火照りや目の充血といった副作用があります。

これは、服用した方のほとんどに見られるもので、薬に含まれる血管拡張作用による影響が陰茎以外の部分に現れた結果です。

したがって、あまり気にする必要はありません。

その他の副作用としては、頭痛や動悸が挙げられます。

これらの症状が酷い場合には、使用に注意が必要ですから、もし現れた場合休息を取るなどして回復を待ちましょう。

また、市販の頭痛薬を併用しても問題ありませんので、気になるようであれば服用してみてください。

ただし、併用禁忌や処方が難しい症状をお持ちの方は服用すると重大な副作用が表れるリスクもあります。

極端な低血圧・高血圧の方や、過去に心筋梗塞や脳梗塞の既往歴をお持ちの方であれば、医師の確認が必要です。

さらに、狭心症を持病として持っており、硝酸剤(ニトロ)を服用している方の場合は併用禁忌にあたり処方ができません。

ここまでは、ED治療薬で共通の注意事項となりますが、実はレビトラの場合には個別で併用禁忌薬が定められています。

その一つが、内服の抗真菌薬です。

これは、爪白癖をはじめとした病気に対して処方されることの多い薬で、内服薬と外用薬の2種類がありますが、その内内服薬について併用禁忌となっています。

外用薬であれば使用に問題はありませんので、もし、レビトラを使用するのであれば事前に外用薬へ切り替えるなどの対応が必要です。

また、HIVの抗ウィルス薬についても併用禁忌に定められています。

こちらは、バイアグラやシアリスでは併用注意となっていますが、レビトラの場合にはED治療薬の血中濃度が上昇してしまうリスクがあり、該当の薬を服用中の方には処方できません。

レビトラ・バイアグラ・シアリスの違い

その1 有効成分・溶解時間・有効成分の特徴

レビトラ バイアグラ シアリス
有効成分 塩酸バルデナフィル水和物【23.705mg】 シルデナフィルクエン酸塩【70.23mg】 タダラフィル【20mg】
溶解時間 Tmax:40~50分 Tmax:30分~1時間 Tmax:30分~4時間
成分特徴 水に溶けやすい
体に吸収されやすい
水に溶けにくい
体に吸収されにくい
水にほとんど溶けない
体に長く留まる

溶解時間や有効成分の特徴などは、そのED治療薬の特徴に繋がる部分があります。また、溶解時間を参考に服用する時間を逆算するとスムーズに効果を実感出来るようです。

その2 持続時間

レビトラ バイアグラ シアリス
持続時間 【10mg】最低約5時間【20mg】最大約10時間 最低約5時間 【10mg】20~24時間
【20mg】30~36時間

レビトラに含まれる有効成分『バルデナフィル』と、バイアグラに含まれる有効成分『シルデナフィル』はとても似た形状をしています。しかし、シアリスに含まれる『タダラフィル』だけは、ブロックのような形状になっているため、身体の中に成分が留まりやすく長い時間効果を実感出来るのです。

その3 副作用の出方

レビトラ バイアグラ シアリス
副作用 ・頭痛
・動悸
・目の充血
・顔のほてり
・鼻づまりなど。
※9割以上の方に副作用が現れます。
・頭痛
・動悸
・目の充血
・顔のほてり
・鼻づまりなど。
※9割以上の方に副作用が現れます。
・頭痛
・潮紅
・筋痛
・ほてり
・背部痛
・四肢痛
・消化不良
・鼻づまりなど。
※3割程度の方に副作用が現れます。

副作用には個人差あり、人によって副作用が出やすい薬や出にくい薬があるようです。ですから、『レビトラ』『バイアグラ』『シアリス』の3種類を試してみて自分に合ったED治療薬を選ぶ事をおすすめします。

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