EDとは?What is the ED?
EDとは勃起不全や勃起障害、インポテンツとも呼ばれる、男性特有の病気です。
ここで間違えて欲しくないのですが、決して「全く勃起しない」というわけではありません。
重症化すると全く勃起しなくなるというケースも無いわけではありませんが、そもそもEDとは「十分に勃起せずに性行為が行えなくなってしまう」と定義付けられていることからも分かるように、ほとんどが勃起不全により満足に性行できなくなってしまっているケースということになります。
たまに「興奮はしているけれど勃起しない」「勃起しても全然硬くならない」「性行の途中で萎えてしまう」などの症状がある方もEDである可能性がありますので、こういった経験がある方は要注意です。
EDの原因は多岐にわたることが研究によって明らかになっており、薬を用いた治療をしないのであれば、それぞれの原因にアプローチしていくような生活習慣の改善が必要となります。
当然薬によっても治療が可能となっており、病院やクリニックなどへ行くとバイアグラなどの薬を処方してくれることになります。
ED治療に用いられる薬について
EDを治療する際に使用される薬として非常に高い知名度を誇っているのがバイアグラですが、これ以外にも即効性のあるレビトラや効果の持続時間の長いシアリスといった治療薬もございます。
それぞれ少しづつ期待できる効果は異なります。副作用に関しましても、それぞれの薬剤で出方が異なります。
目の充血や動悸、鼻詰まりなどの症状が服用者の9割程度の方々に現れることになりますが、重大な症状は少ないので安心して服用可能です。
これらのED治療薬の効果や作用機序としてはほとんど同じで、効果の出方のみが異なることになります。
バイアグラやレビトラは短時間の効果が期待できる薬となっており、シアリスについては効果が長く続くという特徴があります。そのため服用するタイミングについてもバイアグラやレビトラとシアリスで異なるので注意が必要です。
バイアグラやレビトラについては性行のおよそ1時間前に服用するのが望ましいですが、空腹時に服用すると20分から30分で作用することになります。
これに対してシアリスは性行為のおよそ3時間前に服用するのが望ましいとされています。
作用の持続時間としては前者が5時間前後、後者が24時間程度と大幅に異なりますので、この特徴を踏まえた上で薬を選んで服用していく必要があります。
EDの原因について
EDを引き起こしてしまうメカニズムとしては、何らかの要因によって環状グアノシン一リン酸の分泌量が少なくなってしまうというものですが、EDの原因としてまず挙げられるのは心理的な要因です。こちらが原因である場合には心因性EDとも呼ばれます。
心に過度なストレスがかかってしまうことで体の機能が上手に動かなくなってしまうことはED以外にもあるので想像しやすいと思います。
EDの場合は性生活に対して何らかのコンプレックスやトラウマを抱えていることも考えられますし、日常生活の中でストレスを抱えているというケースも少なくありません。
心因性と対極的な存在となるのが器質性EDです。こちらは病気や生活習慣によって引き起こされるEDのことを指します。
生活習慣病がEDの原因となっているケースが多いのが特徴です。
(まとめ)EDとは?
EDとは勃起不全、勃起障害のことを指します。
重症化すると全く勃起しなくなりますが、軽度の場合にもEDと認められることになります。
薬による治療も可能で、病院やクリニックにて診察を受けることで薬を処方してもらえます。
男性器が勃起するためには環状グアノシン一リン酸の分泌が必要となります。
EDはこの成分の分泌量が少なくなってしまっている状態で、バイアグラなどの治療薬を用いて治療することも可能です。
ED治療に用いられるバイアグラやレビトラ、シアリスといった治療薬は、期待できる効果が少しずつ異なりますので服用時には注意が必要です。
作用の時間を踏まえた上で服用するようにしましょう。
EDの原因には心因性と器質性の2種類が代表的です。
心になんらかの病を抱えていたり、生活習慣病になっていたりするとEDを発症する確率も高まることが特徴です。
EDの治療は専門クリニックにご相談ください!
EDの悩みは専門医に相談するのが
最も効果的です。
医学根拠に基づいた専門クリニックで治療をすることで多くの方が悩みを解消されています。