そのED(バイアグラ・シアリス・レビトラ)治療薬、ホンモノ?偽物?

「個人輸入」や「ネット通販」などで入手しやすくなったED治療薬ですが、中には危険な「偽物」も多く出回っています。驚くことに、ネットで流通しているバイアグラ・レビトラ・シアリスのおよそ4割が偽物と言われています。この事実を知らずに、およそ9割の人が「自分がネットで購入したED治療薬は本物」と思っているそうです。

「ネットで購入した方が安くて、気軽で便利」と楽観視している人が多いようですが、偽物のバイアグラ・レビトラ・シアリスを服用して、様々なトラブルが起こっていることも事実です。体内に入れるもの(特に薬類)を簡単に考えると、後でとんでもないことになりかねません。治療はあくまでも「安心・安全・確実」に行なわなければいけないことを覚えておきましょう。

 

ED治療薬の偽物は見分けるのが難しいです。明らかに見た目が違っていたら誰も買いませんし直ぐに摘発されてしまいますよね。そのため、形や大きさ、色ももちろん本物そっくりに偽造されています。もし偽物が手元に届いたら、どのように見えるでしょうか。きっと、多少形や大きさ色が違うだけであれば、「海外からの輸入品だから、若干仕様が異なるのだろう」そう考える人が多いと思います。とても恐いことですよね。偽物と本物を見分けることは困難ということも、しっかりと頭に入れておきましょう。

 

偽物のバイアグラ・レビトラ・シアリスを服用してしまうことの危険性をもう少し詳しく紹介します。ED治療を実施する際の参考にしてみてください。

 

「効果がない……」はまだマシ!偽物による死亡例も

偽物のED治療薬の中でもまだマシな症状なのは「何の効果もなかった」ということ。それ以外の偽物では、取り返しのつかない事態が発生しています。

バイアグラ・レビトラ・シアリスの偽物には有効成分が一切入っていない代わりに、着色目的で印刷用のインクが入っていたり金属や虫など様々な異物が入っていたりします。お金欲しさに人を騙しても平気な人が、「いかにコストを抑えて、偽物を多く売ろうか」を考えているからです。

偽物のED治療薬は、とても治療薬を製造する工場とは思えない衛生環境の悪い小さな部屋の中でこっそりと違法に作られていて、どのような成分が入れられているか分かりません。何が入っていてもおかしくないのです。とても恐いですよね。

 

また、中には有効成分のシルデナフィルなどを一応配合してあるものの、配合量が少なかったり多かったりする「粗悪品」的な偽物もあります。配合量が少ない場合は「効かない」で済みますが、多い場合は「死に至る危険性」があります。どちらにしても危険ですね。実際に、シンガポールでは死亡事故が発生していて、日本では意識障害が出た例が報告されています。シンガポールの2008年の被害報告は確認患者数40人・疑いのある患者87人・偽造ED治療薬による死亡が2人となっています。また、2011年の日本国内では、偽造ED治療薬を服用した男性が意識障害で病院に搬送された事例、そして、呼吸困難で病院に搬送された後に死亡した男性の衣服から偽造ED治療薬が見つかった事例が報告されました。

 

バイアグラ・レビトラ・シアリスの偽物の恐ろしさは、体にどのような影響が出るか全く分からないという点です。もし、元々アレルギー体質を持っていたり代謝機能が低下していたりする人であれば、偽造ED治療薬の悪影響をより多く受けてしまうでしょう。

「安く簡単に入手できるから、試しに使ってみよう」と安易にネットで購入してはいけないのです。

 

ED治療薬として不動の人気を誇るバイアグラや、利用者が年々増えてきているシアリスの偽造品を製造する工場が近年さらに増えてきているようです。驚くことに、その中には一般の製薬会社もあるとのこと。クリニックに販売するだけでなく闇市場に流通させることで、より多くの収益を得ようと考えているのです。

 

大量生産された偽造ED治療薬は、それを知らない購入者の手元にあたかも本物であるかのように届きます。大切な人と愛し合うために、楽しい時間を過ごすために手にした偽物のバイアグラ・レビトラ・シアリスで危険な状態に陥ってしまったら、愛する人を悲しませてしまいます。そうならないように、ED治療薬は信頼できるクリニックで処方してもらうことが大事なのです。

 

クリニックではきちんと丁寧にカウンセリングを行ない、体質チェックや持病がないかの問診・検査が行われます。「こういう副作用が現れた場合は、どのようにしてください」という説明もあるので安心です。処方してもらったED治療薬の効き目が弱かったり強かったりした場合も、直ぐに相談して処方を変えてもらえます。

 

個人輸入に”正規ルート”は存在しない

ED治療薬の正規ルートは、「医療機関での処方」のみです。それ以外は不正規ルートになります。ネット上では偽物が出回っているだけでなく、個人情報流出の危険性もあります。「過去にも個人輸入を行なったことがあるから大丈夫」と安心していると、様々な犯罪トラブルに巻き込まれる危険性もあるのです。偽造ED治療薬の売上は、反社会組織(テロ)や暴力団などの資金源になっている可能性があるため、怪しい商品にはやはり手を出さないことが一番です。

 

個人輸入で購入したED治療薬が必ずしも偽物とは限りませんが、確実に不正規ルートであることには変わりありません。健康被害が出て、「やっぱりニセモノだった」と思っても遅いのです。お金も健康も時間も、全て無駄になってしまいます。重篤な健康被害が出た場合は、これまでとこれからの人生が水の泡になってしまうでしょう。このような悲しい結果を招かないためにも、個人輸入には正規ルートが存在しないことを覚えておきましょう。

 

本物のバイアグラ・レビトラ・シアリスを確実に手に入れる方法

正規ルートである医療機関で医師に処方してもらうのが確実です。ただし、「クリニックならどこでも安心」というわけではありません。残念なことに、中には非正規品を処方する悪質なクリニックも存在しているからです。正規品を製造している製薬会社に掲載されているクリニックを見てきちんと選ぶ必要があります。

バイアグラは「ファイザー社 http://www.ed-info.net/search/index.html

レビトラは「バイエル社 http://ed-netclinic.com/hosp/

シアリスは「日本新薬 http://www.ed-care-support.jp/search/

のページを見て処方を行なっているクリニックを確認してみてください。

ED治療ではクリニック選びが重要です。各メーカーのホームページで「クリニック検索」を行なったり、不明な点をクリニックに問い合わせたりして、信頼できるクリニックを見つけましょう。医療系の情報サイトで、実際の利用者の口コミを参考にしてみるのも1つの手です。

 

偽物に良いことなし!ED治療薬は安全を最優先に

クリニックに通うことに抵抗があり、クリニック以外でバイアグラやレビトラ、シアリスを購入できないかと考えている人は少なくないでしょう。ネットでは、「本場・海外からの輸入品」、「正規品」、「安心の高品質保証」、「本物」など様々なキャッチコピーが溢れています。「じゃあ安心!」と購入する製品のおよそ半分は偽物であるということを覚えておいてください。

バイアグラ・レビトラ・シアリスでのED治療を検討している方は、信頼できるクリニックを受診して正規品を処方してもらいましょう。最近は、患者のプライバシーをとても大事にするクリニックが多いので、心配ありません。はじめてのED治療を受ける方でも安心です。