性行為中の【中折れ】は年代関係なく起きている?!

せっかく盛り上がっていたのに、途中で“フニャフニャ”に……こんな経験ありませんか?
男としてツライですよね、中折れって。
40代以上になると、なんと6割もの男性がこの中折れを経験しているそうです。このことから、「年齢的な問題でしょ、仕方ない」と思ってしまいがちですが、実は10~20代の若年層の間でもジワジワと中折れ経験者が増えているらしいんです!
年齢に関係なく経験者のいる“中折れ”、何故このような現象が起きてしまうのでしょうか?
そして、効果的な対策方法はあるのでしょうか?

【中折れ】とはどのような状態を指すのか?

みなさんは、そもそも中折れがどのような状態であるか説明できますか?
まずは、中折れがどのような状態であるかを理解しましょう。

勃起の仕組みと中折れの仕組み

性行為の途中でペニスが萎えてしまう。これが中折れです。
勃起状態を維持することができずに元の状態に戻ってしまうわけですが、“性行為中”という性的な刺激が十分にあるなかでこうした現象が起きる、というのが不思議ですよね。
まずは、ペニスが勃起する仕組みについて説明しておきましょう。

男性は性的な刺激を受けて興奮状態になると、脳から「海綿体(かいめんたい)に血液を送れ!」という命令が出されます。この命令が出ると、“一酸化窒素(NO)”という物質が分泌されて血管を緩め、海綿体へ血液が流れやすい状態を作ります。そして一酸化窒素の量が増えてくると、今度は“サイクリックGMP”という物質が分泌され、海綿体の入り口を開放するのです。
このコンビのおかげで海綿体に血液が流れ込み、ペニスが勃起状態になるというわけ。
従って、一酸化窒素とサイクリックGMPの分泌量が減少してしまうと、「勃起しない」「勃起が持続しない(中折れ)」といったことが発生するのです。

EDメカニズム

引用元: (医)きたやま泌尿器科医院_診療内容 ED

中折れは“ED”である!

中折れはEDの初期症状です。
よく「EDってわけじゃないけど、中折れしちゃう」と言う方がいますが、それは間違い。EDだから中折れしてしまうんです。
「ED=勃起しない状態」だという印象が強いかもしれませんが、「ED=十分な勃起を維持できず、満足な性交が行えない状態」のことでもあります。
最初に勃起して挿入までできたとしても途中で萎えてしまうことが多いなら、それはEDを発症しているためなのです。

もし、「EDなんて認めたくない!」と思っている方がいるなら、その考えは捨ててくださいね。
「自分はEDなんかじゃない」と思い続ける方がプレッシャーになって、かえってよくないのです。現状を受け入れることが、症状改善のための第一歩ですよ。
しかも、EDは自分で対策して改善するほか、クリニックでの治療で改善することも可能な疾患。悲観せず、前向きにいきましょう。

10代で中折れ?!実は加齢だけが中折れの原因ではなかった。

中折れがどのような状態であるのかわかったところで、次に原因を探っていきましょう。
10~50代まで、年代別に考えられる原因を紹介していきます。

年代別に見る中折れの原因

10代、20代の中折れの原因

【膣内射精障害(ちつないしゃせいしょうがい)】
自慰行為(オナニー)のときは問題なく射精までできるのに、性行為のときに中折れしてしまうなら、膣内射精障害を疑いましょう。
これは、刺激の強い自慰行為を続けることが原因で発症するものです。女性の膣内の刺激だけでは物足りなくなってしまうため、挿入中に中折れしてしまうんですね。

【精神的なもの】
性行為に対する緊張や身体的なコンプレックス、日々のストレスなどが原因となることもあります。
パートナーとの付き合いが長いなら、マンネリ化も原因のひとつと考えられるでしょう。

30代の中折れの原因

【精神的なもの】
30代というと、私生活では家庭を持ったり、仕事では責任ある立場になったりと生活に変化が出てくる年代であると言えるでしょう。
環境の変化というのは大きなストレスですし、家庭においても仕事においてもプレッシャーを感じることが多いはず。こうした精神的な負担が圧し掛かることで、中折れを引き起こすことがあるのです。

40代、50代の中折れの原因

【年齢的なもの】
40代を迎えると、男性ホルモンの生産量はぐっと減ります。そのため、40代以降になるとどうしても性機能に衰えを感じるのです。勃起に必要な一酸化窒素は加齢によって減少していき、一酸化窒素が減少することでサイクリックGMPも減少していきますから、中折れが発生しやすくなってくる年代と言えますね。

【生活習慣病】
糖尿病や高血圧といった生活習慣病は性機能に影響します。
なぜなら、男性の性機能が正常に機能するためには“血管が健康”であることが必要だからです。生活習慣病はジワジワと血管にダメージを与え、動脈硬化を引き起す原因となるもの。血管が詰まって血液がうまく流れなくなれば、勃起に必要な血液も流れてこなくなるというわけですね。

中折れはEDの初期症状だと言いましたが、こうした“生活習慣病の初期症状”でもあるのです。40~50代になって中折れが気になるようになってきたら、健康診断など病院での診察を受けておくことをおすすめします。

中折れになっても諦めないで良い!対策次第で改善可能

自分が中折れ=EDを起こしているからといって、落ち込む必要はありません!
なぜなら中折れには原因があり、対策することができるからです。中折れの改善が期待できる対策について、いくつか紹介していきます。

今日からできる中折れ対策!

自分でできる対策

【自慰行為の改善】
もし、このような自慰行為をしているなら今すぐやめましょう!

・半立ち状態での自慰行為
・床にこすりつける、強い力を加えるなど刺激の強い自慰行為

こうした自慰行為は海綿体への負担が大きすぎるため、EDを引き起こしやすくしてしまいます。また、自慰行為を頻繁に行うことも海綿体をボロボロにする原因です。
ここにあげたような自慰行為をしていたという方は、1ヶ月ほど自慰行為を中止して海綿体を休ませて回復させることをおすすめします。

【生活習慣の改善】
日々の食事・睡眠・運動を見直しましょう。
生活習慣の乱れは生活習慣病、つまり血管が不健康になる原因。規則正しい生活を送って、健康な血管を取り戻してください。
また、体力が落ちて身体が弱っている状態では、性欲すら減退してしまいますよ。

【リラックスできる環境をつくる】
緊張しやすい方やストレスを強く感じている方は、性行為前にリラックスできる環境づくりをしましょう。好きなテレビや音楽を存分に楽しむ、照明を落としてアロマを楽しむなど簡単なことでOKです。「また中折れしたら……」という考えは捨ててくださいね。

パートナーとできる対策

【いつもと場所を変えてみる】
パートナーとの付き合いが長い方におすすめ。“いつもと違う場所”というのがいい刺激になって、あっさり解決することもあります。また、自分好みの下着をプレゼントして着てもらう、コスプレをしてもらうなども新鮮に感じられていいかもしれません。

【中折れで悩んでいることを打ち明ける】
お互いに中折れのことを曖昧にしているなら、はっきり「中折れで悩んでいるんだ」と伝えてみましょう。「次中折れしたらどうやって言い訳しよう……」なんて心配がなくなりますよ。
中折れは精神的なものが原因となっていることが多いですから、悩みを聞いてもらう、パートナーに受け入れてもらうというのはとてもいいことです。

それでもダメなら専門医に相談しよう

「いろいろ試したけど、やっぱりダメだった!」という方は、一度専門医に相談してみてください。
専門医に相談することで、「何が原因で、どのような状態であり、どんな治療ができるのか」がはっきりしますよ。まずは無料カウンセリングを利用してみて、クリニックに通うかどうかはあとでゆっくり決めるというのもOK。
また、ED治療を行っているクリニックではメール相談を受け付けているところが多く、気軽にEDの悩みを相談することができます。最近ではLINEで無料相談を受け付けているクリニックもあるとか!
ちなみに、ED専門のクリニックだと予約・保険証不要、診察時間10分程度というところが多く、拍子抜けするほど通いやすいですよ。男性スタッフしか在籍していない、なんていうクリニックもあります。

中折れは対策次第で改善可能だった!

中折れはEDである、よって対策方法があるし治療もできる!
ということを、みなさんにわかっていただけたと思います。「たまたま調子が悪かっただけだ……」と変に自分をごまかすよりも、「EDになりかけているのか、原因はなんだろう?」と受け入れた方が改善に繋がりますよ。気持ちを楽にするだけで改善することだってあるのです。
まずは自分と向き合って原因を探り、原因がわかったらここで紹介した対策方法を色々試してみてくださいね。